2009年4月25日土曜日

おじいちゃん、見~つけた!

パリに来て部屋探しをしていた当初、ある大家さんのおじいちゃんと知り合いました。
77歳のボランティアフランス語教師、ムッシュー・ディゲ。77歳と思えないほど、しっかりしています。日本好きで、おじいちゃんの日本語を学び続ける姿勢には敬服させられます。

おじいちゃんの貸す部屋は、自然なアジアンテイスト。なのに凝っていて、とってもセンスがいいのです。 銀行で働いていた当初、世界を旅しながら集めた品々が、まるで小さな美術館のようにさりげなく陳列されています。
サクレ・クール寺院近くで格安の部屋なのに、予算を少しオーバーしていたため断わってしまい、後悔していたことから、おじいちゃんと再会するようになりました。

それ以降、週末、ランチに招かれ、言葉を教えたり、パリの裏街道を案内してもらったり、美術館や映画に行ったり、60年前の戦時中の写真を見せてもらったり・・・一緒に過ごしています。

コチラは、前菜のグラタンとおじいちゃん。
この日は山盛りの牡蠣をご馳走になりました♪

私自身、おじいちゃんがいた記憶は殆どないので、本当のおじいちゃんのように慕っています。 おじいちゃんも孫娘のように(?)かわいがってくれ、私の話す拙く、美しくないフランス語を忍耐強く聞き、訂正してくれます。

人との出会いは、宝物ですね。 感謝!

2009年4月19日日曜日

パリジャン魂に畏れ入る

先週から2週間のイースターバカンスが始まりました。 授業が一区切りした先週末、友人に誘われ、パリ大学の学生の企画するピクニックに行ってきました。

「パリでピクニック?近くに山はないし、あっても登るの面倒だし、公園でピクニックじゃさえないし、しかも、橋の上で20時に待ち合わせって、一体??」
とハテナマークで頭の中をいっぱいにしながら、行ってみました。待ち合わせは、ルーブル美術館に面する Pont des Arts (芸術の橋)の上!↑

20時過ぎに橋に着いてみると、学生のグループがちらほら。友人に連れられて着いたグループは・・・なんと、橋の端にゴザもしかずに座り込んで、飲み食いしています。そう、これがそのピクニックでした。若干、引き気味になりながらも、仕方なくクラスメートと買い出しに出て、戻り。そのうち、ギターを引き出したり、歌いだしたり、踊りだしたりする学生も。 よく見ると、他のグループとも顔なじみのようです。

「やはり学生、若いね~バカンスに入って解放されたのかな~。勉強、大変なのかな~」とやや冷め気味だったのですが、21時を過ぎた頃から日が沈み始め、次第に暗くなり、その醍醐味を発見しました★

そう! 橋の上で、敢えて飲む理由。それは、様々な色に光り輝くエッフェル塔や、映画『ポンヌフの恋人』にも使われた隣の橋(Pont Neuf)や、セーヌ川を時折、すぎゆく観光船のイルミネーションを肴にして飲むためなのです!これは、確かに美しい!そして、とても粋っ!思わず写真に撮りましたが、まったくうまく収まらず。

日本では4月にお花見をしますが、同じように、パリでは暖かくなったことを喜び、イルミネーションを酒の肴にするのです。パリにも桜はあるけれど、日本のものと違い、つぼみが大きく、あまり散りません。 なので、愛でるほどには、美しくないのですね。 東京だと、神楽坂の町を歩いたときに感じる江戸っ子魂、ならぬ、パリジャン魂に畏れ入った夕べでした。
(ちなみに彼らは朝まで飲み明かしたそう!)