2009年10月11日日曜日

てんやわんやの末、授業スタート

(ソルボンヌ図書館)

10月始め、ソルボンヌの授業がやっと、始まりました。
授業の履修手続きに案の定、大学院の事務所がてんやわんや。情報が錯綜し、生徒たちは混乱。説明会に行ったら、延期されていたり、授業開始日が突然、早まったり、遅まったり…。

こんなので授業にありつけるのやら、と不安になってしまいましたが、時間がたつにつれ、とるべき授業と教室、時間割が確定していき、解決。この国では、気長に待つことがやはり大切なようです。 毎年のことらしいので、誰も改善しようとしないのでしょうね~。

授業が始まったころ、遅まきながら、コース説明会がありました。うちの学科の教授陣4名が勢ぞろいし、初対面しました。なんだか一人一人が個性的でマンガチック、そして脱力系。

「我々のセクトへようこそ。ここはセクト、しかも軟弱なセクトでなく、強靭なセクトです。」
などとユーモアを交えながらスタート。

コース主任は言語学の教授ですが、彼は言葉を一つひとつ選び、噛みしめるように話します。フランス語として深く、美しく、聞き取りやすいのですが、言語学に関する知識が浅いだけに、彼の授業はちんぷんかんぷん。ただ、言葉に重みと深み、良いワインを飲んだときのような味わいがあります。

ちなみにソルボンヌ大学と言っても、あちらこちらに建物があるのですが、私の分野は王道・フランス語学科に属しているためか、大した教室移動もせず、常に本部キャンパスで授業を受けています。教室には一面に絵画がかかっていたり、図書館はきらびやかだったり、新設図書館も使えたり、、最高!

それでも講堂で授業を受けている最中に風が吹いてくると、窓がガタガタ。ガラスが枠から一枚、ガシャーンと落ちてしまいました。先生は一言、「あ~、先輩達の霊がいるのですね。」
う~ん、大丈夫か?

授業は週に16時間で、毎日あります。クラスは70人ほどで、全員、毎日、ほとんど同じ授業に出るので、友達は作りやすいです。また、なんと世界各国から、外国人が7割はいます。またフランス人の学生でも、フランス語教授法という分野上、外国人に興味のある生徒が多いので、雰囲気が良いです。
授業の苦労話は、また次回。