2010年12月7日火曜日

研究が面白い!

さて、ひょんなことから変わることになった新研究科。
10月末から授業が始まりましたが、面白すぎです!

去年度、大教室で受けていた授業から心機一転。今年は授業のほとんどが少人数のゼミ形式で、教授とのやりとりや発表があり、やりがいがあります。来ている人もほとんどが博士課程進学を志す院生または博士課程の院生たちで、知識も深そう。

去年度の授業は正直、「暖簾に腕押し」という感じでいつまでたってもピンとこず、かつ学生達の評判もいまいちでしたが、新研究科では担当教授も決まり、定期的に論文の方向性を決める相談にのってもらって、一安心。ただ道が開かれるままに来ただけですが、来るべきところに来たな~、と手ごたえを感じています。後は、やることをやるだけ!
でも、面白いから仕事の合間を縫ってでも、勉強したい!と思えるのです。さらに、先生にも初めての発表を誉められる!と、良い感じで廻っています。しかも同じ研究室の博士課程にいる同年代の日本人(かつ、学部で教えている人!)が分からないことを教え、授業でもサポートしてくれるので、もう一人、日本人の教授がいる感じで頼もしいです。全ては備えられている!

さて、では実際何をやっているかというと、社会に役立たなさそう~~な、というか明らかに役立たない、マニアックなことをやっています。「日本で最初に書かれた文法書」とか、「フランス語と日本語の受身表現の比較」とか、「Quoi que ce soit (何であれ)という表現について」とか。でも、楽しいのですね~。はぁ~、もう自分にこんな性質があるのは変えようがないです。もうこうなったら開き直って、とことん、突き進んじゃえ!

それはさておき、子供たちの教育に携わっていて感じることですが、それぞれに備わった能力や資質を社会に合わせて変える必要はないな、と思います。私自身、どれだけの人にフランス語は役立たない、と言われたことか・・・日本のフランス語の教授にまで留学を反対されました。で、会社員をやってみたけど、全く性に合わず。考えてみたら、家系に会社員が一人もいないし、合わないのも当然。一人一人、何らかの才能なり、備わった個性があるので、経済的なことなどと折り合いをつけつつ、伸ばしていければベスト。今のようななんでもありの時代、自分の性質を知ってそれを磨いていくことが、自分らしい素敵な人生を送る秘訣だなと思う、今日この頃です。
Le Parc aux Cerfs というモンパルナス近くにあるレストランの一皿。
シンプルで、量なども日本人向き。オススメです!

スターバックスから見るフランス文化


大手デパートのクリスマスイルミネーション
パリは本格的に寒くなってきました。最高気温-2度、最低気温-6度とか!!
ちょうど雪が降り出してきたころ、心身の調子がおかしくなりかけましたが、しばらく安静にし、前向きパワーで乗り切りました! さらに去年のような失敗は繰り返したくないので、大事をとって、冬休み中の一時帰国を決定。ヨーロッパの冬は本当に危険・・・。日照時間が少ないことが、体内リズムを狂わせ、正常な心身の働きを崩させる気がします。

ところで先日、スターバックスで並んでいて、フランス文化が垣間見えたので、ご紹介。パリにも東京ほどではありませんが、スターバックスがあります。しかし日本とは打って変わって、フランスのスターバックスでは注文の際、メニューを3回、言わなくてはいけません。1軒だけかと思っていたら、どこのスターバックスに入っても同じ。ぷぷ、効率わるっ!

まずケーキなどの並んでいるショーウィンドウの前でお兄さんが挨拶。
「いらっしゃい、何にしますかー?」
「○△×と□△*、くださいな。」

次に、レジにてもう一度。
「いらっしゃい、ご注文は?」
「○△×と□△*を注文しました。」
「ではお会計、XXユーロです。」

最後に、カウンターごしに受け取るとき。
「何を頼みました?」
「あの、○△×と□△*ですが」

と言ったところで、ようやくコーヒーを作りだす始末。
これじゃあ、注文した物をごまかしたって分からないよね!
現に、他の人と注文を間違えたものをもらったことあるし。

日本だったら、店員同志のコミュニケーションや連携プレーで1回注文すればすむ話ですが、彼らの徹底した個人主義システムのせいで、不要な行列がずらり。
「私は私! あなたはあなた!」という感じで、横の繋がりがないのです。

ま、コーヒーならかわいいものですが、大学の事務や滞在許可証の申請、携帯電話の契約、郵便局などに行っても、担当者の気分やタイミングによって言うことが変わるので、深刻ですね。そんな個人主義が裏目に出て、FIFAのフランスチームも崩壊したし。でもまあ、自分が個人主義な分、他人の個人主義にもさほど文句を言わないかも。
そう、つまりこれがフランス! 私的にはこの国、面白すぎてやめられません(笑)