2010年3月15日月曜日

フランス式年越しパーティ


3月半ばになってから書くのもなんですが、年末にフランス式パーティに行ってきたので、それについて書いておきます。
さて、冬の真っ暗なパリをさびしく過ごすなか、ルームメイトのフランス人の友人が年越しパーティに誘ってくれました。パーティにはたまに行きますが、定員9名のパーティとのことで、かなりこじんまりしていました。
フランス式パーティといっても色々ありますが、普通は18~20時までカクテルの時間で、飲み物とおつまみで団らんします。20時すぎから立食またはテーブルにつき、夕食スタート。この日は遅れてきた人がいたため、22時すぎから食事を始めました。テーブルに座るタイプの場合、主催者があらかじめ座席指定しており、テーブルに紙でできたネームタグが並べてあります。普通は男女交互になるよう指定してあります。流れで座ってもいいような気がしますが、これはたぶん、誰がどこの席に座るというのが歴史的にかつての王国フランスでは重要だったからと思われます。
夕食はラクレットというチーズ料理でした。薄切りのチーズが数種類、用意されており、1つずつプレートにのせ、温まったらジャガイモの上にかけて食べる料理です。お鍋やお好み焼きのような感覚で、みんなでワイワイできるのでパーティに人気だそうです。私は話しながら食べつつで、チーズを温めすぎて、何度かポコポコと破裂させてしまいました。
そして夜0時、まだ食べ終わらぬうちに、開けたばかりのシャンパンを片手に、TVに合わせてカウントダウン。かんぱーい! しました。(フランス語ではSanté!と言います)
夕食後、デザートが終わると、普通は音楽がかかって踊るか、団らんを続けるか、お開きとなりますが、この日は来ていた人が大学院生と学校の先生で落ち着いたパーティだったこともあり、わりと静かにトランプやゲームをして遊びました。
年越しといえど、一晩中パーティをするのは疲れるだろうな、と思っていましたが、意外にもポーカーなどしているうちに、本当にあっ、という間に朝になりました。実は大みそかのパリ市内はとても危ないそうで、大家さんには「夜は出歩かず、朝帰りしなさい。」と言われていました。特にシャンゼリゼは危ないらしく、車に火をつけて燃やしたり、亡くなったりする人が毎年いるようです。
招かれたお家が郊外で一軒家だったためか、はたまた来ていた人たちが皆、とても親切で感じがよかったためか、はたまた少人数のパーティだったためか・・・なんだか本当に家族で過ごしているように感じられ、この時間に魔法をかけ、瓶に入れてとっておきたいような、思い出深いパーティとなりました。

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