パリで知り合った友人が、5年近くかけた博士論文を先日、ついに書き上げ、口頭試問に招待してくれました。口頭試問とは、心血そそいで書いた論文へ、教授たちから評価を受ける、とっても重要な場。しかも、公開審査です。博士論文を受理された時点で結果は合格しかありませんが、評価には三段階あります。
Honorable, Très honorable, Très honorable avec les félicitations du jury
それぞれ訳すと、「素晴らしい・大変素晴らしい・審査員の御墨つきで、大変、素晴らしい」という感じでしょうか。初めに20分ほど発表をしたあと、4人の教授がそれぞれ感想を述べたり、質問をします。途中、20分の休憩を含め、総計3時間半に及ぶ、長い審査でした。発表や質問等が全て終わり、5分ほど退室。教授たちの話し合いによって決まった結果は、なんと
Très honorable avec les félicitations du jury ! 会場は、拍手と喜びに包まれました。
才媛な上に、大変な努力家の彼女。おまけにしっかりしているので、大して心配もせず見ていたのですが、それにしても、しっかりこの結果を出すとはあっぱれ・・。重要な場に立ち会って完璧なものを見せていただき、心から感動。爽やかで、すがすがしい気持ちになりました。彼女の明るさと謙虚に努力する姿勢は、いつも場を華やかにし、そして不思議と元気を与えてくれます。
その後、近くのカフェへ移動し、pot(カクテルパーティ)に参加。パリに住み、志を同じくする日本人の方々を初め、友人のフランス人や教授たちと歓談して帰ってきました。模範となるものを見て、イメージするって大切。修士論文の口頭審査も一応、公開審査だし、そろそろ先のことを決める時期でもあるので、自分にとって重要なこの時期に、素敵な機会が与えられ、喜び、感謝をささげた一日でした。
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